Wi-Fi機器に30万円?ちょっと待った
2026-08-25 | お仕事日記
先日、こんな相談がありました
弊社のお客さんが、事務所にWi-Fiを入れようとしたそうです。
で、業者さんに見積もりをお願いしたら、出てきた金額が30万円。
「これ、妥当なの?」ということで、私のところに相談が来ました。
いやいや、Wi-Fiに30万てどんなスゴイ機械なんだ?

実際に見に行ってみた
まず事務所の広さと形を見せてもらいました。
これ、大事なんです。電波がどこまで届けばいいのか、遮るものはあるのか。それを見ないと機器なんて選べませんから。
見たところ、十分にWiFiの電波が届く範囲。遮るような仕切りもない。
これなら事務所用のアクセスポイント1台で、端から端まで届きます。
しかも、すでにルーターが入ってました。
ということは、その下にブリッジ接続でAPを挿すだけ。設定らしい設定もほぼいりません。
選んだのはNECの事務所用AP。約3万円です。
打ち合わせのついでに、LANケーブルをブスッと挿して終わり。
30万が3万で片付きました。
30万円の中身って、なんだったの?
見積もりの中身は何だったのか?
詳しくはかけませんが、
1.機材
2.設置
3.テスト・諸経費
それぞれ1/3でした。
この業者さんも商売なので、これはこれで悪くないんですが、慣例的な見積もり一式をかぶせると、こうやって桁が変わるわけです。
一番こわいのは、相談が来なかったら通ってたこと
このお客さんは、たまたま私に聞いてくれたので3万で済みました。
でも、聞かなかったら?そのまま30万払ってたわけです。
これ、Wi-Fiに限った話じゃないです。
セキュリティ機器でも、なんでも。「御社は危ない」と不安を煽られて、気づいたら身の丈に合わない高い一式を買わされている。中小企業では、けっこうよくある話です。
とくにUTM関連は注意しましょう。
今どきはAIに聞くこともできますから、
1.オフィス規模
2.業種と扱う情報
3.従業員数
4.パソコンの台数
を先にAIに伝えて、提案された機器が相応かを聞いてもいいですね。
セキュリティ関連の機器は高額?
昨今、セキュリティにお金をかける中小企業が増えてきました。
これ自体は、いいことだと思います。意識が高まってるってことですからね。
ただ、ここに落とし穴があります。
導入する側に知識がないんです。だから、提案された機械が高いのか安いのか、そもそも必要なのかどうか、自分では判断できない。
そうなると、どうなるか。言われるまま、高いものを買ってしまうわけです。
しかも、この手の機器でUTMなどは買って終わりじゃありません。パターンファイルの更新やライセンスで、毎年お金がかかります。
そして、その更新費を「これ、何の請求だっけ?もう要らないね!」と、数年で止めてしまう事務所が多いんです。
なぜでしょう?セキュリティ機器の成果は「何も起こらないこと」だからです。
でも、機械のランプは点いてるし、ネットもつながってる。だから本人は気づかない。守ってるつもりで、実はもう守ってない。この状態が、一番まずいんですよね。
で、もし相談する相手がいなかったら、私に連絡くださいね(笑)!


