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更新更新といってもネタがない!

登録日:2008-10-10

更新しないとアカンの?

よく制作会社の人は「更新!更新!コウシン!」と言いますね。もちろんウチもその中の一つですが、では「更新しないとアカン」のでしょうか?

例えば、更新頻度が悪いと「検索エンジンから落とされる」と言われたりします。確かに間違いではないと思いますが、本音を言うとそんなにネタが続かないっスね。

とくにブログなんか始めちゃうと「更新呪縛」にかかっちゃって大変、大変。
まぁ、最初にホームページを作る段階で「ネタ」が続く部分を決定しておくべきですね。

ちなみに結構このページも検索エンジンから「ホームページ ネタ」などのキーワードで流入されているようですが、アフィリエイターさんが多いのかしら?

ネタを考える前に、ターゲットを考える。

これ、大事です。

そのサイトはリピーターが多いサイトなのか一見さんが多いサイトなのかによって、更新するページの内容も違ってきます。
例えば通販サイトでも食材などリピーターさんが多いサイトであれば、レシピなど新しいコンテンツを定期的に更新しユーザーを飽きさせないようにして、より多くの「ファン」をつかむようにしたいものです。
また、工業系のコーポレートサイトなどに多い「求人を目的」としたサイトは、たとえ一見の学生さんが見ることを想定しても、会社の雰囲気が分かるようなコンテンツをちょくちょく更新しておくことによって、じっくり読まないにしても「活き活きした会社」だなぁ、という印象を与えることができるでしょう。彼らが実際の就職活動を行う際に記憶に残っている確立も上がります。

このように、どんなターゲットかを考えてそのユーザー様に有益、楽しいと思えるコンテンツや内容を更新することでネタづくりの糸口となります。ネタが浮かばない一つの理由は漠然と「更新しなきゃ」と思っている場合が多いようです。

 

利益につながらないようなページも歓迎!

また、利益につながらないようなページを更新するのは意味がないといった理由から「ネタ」の範囲を狭めていることも多いようです。
コットンウール的には、直接利益や勧誘につながらないようなページも大いに結構だと思います。例えば、ウチのサイトで言うと「Laboratry」のというコンテンツがありますが、コレ、ほとんど売り込みとは関係ないページです。が、実際アクセス数が多いページでもあります。

「調べ物」としてホームページを活用されるシーンは非常に多く、インターネット初心者ユーザーの為に少しでも役に立てられるならと昔書いていたページですが、これが結果的に被リンクを増やし、アクセス数も増やすことになりました。この2つは検索エンジンが好む要素なのです。 

弊社で作成した「かるなぁ」というベジタリアン食材のオンラインショップサイトで、「菜食レストラン情報」という販売に直接関係ないコーナーを配信していますが、非常に人気のあるページで、そのおかげで各店様からリンクをされることも多く、理想的な相乗効果を出しております。

とりあえず、業務内容から考えてハウツー的なページを作られるのもよいのではないでしょうか。

 

更新ができないならいっそそのコンテンツを無くすべき

「廃墟ブログ」というコトバがあります。長らく更新されず廃墟のようになったブログを言いますが、これはホームページとして「マイナスイメージ」になってしまいます。ブログは日常的な記事が書かれていると思われるので、長期間更新がないと活発なイメージと逆なイメージがついてしまうのです。
まぁ、継続が難しいと思ったらいっそ取っ払ってしまう方がよいかもしれませんね。

 

ネタばらしもアリ!

ターゲットを予測して、そこに有益な情報を提供できるようなネタを考えると、「ネタばらし」になる恐れがあります。しかし私個人的にはネタばらしも時には有効と考えています。
よくあまり詳しく書くと同業他社に内容をパクられると言われますが、それよりも潜在的なお客様に対して十分な説明を行うほうが重要と思うからです。「詳しくははお問い合わせください」と書いても、よっぽどの内容じゃなきゃお問い合わせしないですよ。今どき。

 

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